何があったか

10月9日、福岡市のスタートアップの祭典「RAMEN TECH 2026」の期間中に、さつまいもによる地域づくりを考えるトークイベント「サツマイモテック」が開かれました。主催した企業によると、沖縄・宮古島のさつまいもは、基腐病(もとぐされびょう)とコロナ禍が重なり、生産量がおよそ5分の1にまで落ち込んだといいます。

イベントでは、病気に強い新品種「ニライむらさき」を軸にした立て直しの取り組みや、スイーツをきっかけに産地を応援するアイデアが語られました。

背景・なぜ大事か

基腐病は、カビの一種が原因で茎や芋が腐ってしまう病気です。国内では2018年に沖縄で初めて確認され、その後、各地に広がりました。沖縄県全体のさつまいもの生産量も、2017年の3,820トンから2023年には2,350トンまで減っています。

沖縄の紫いもは、紅いもタルトなどのお土産に欠かせない素材です。県内で作られる紫いもの約8割は「ちゅら恋紅」という品種でしたが、病気の影響を受けやすいことが課題でした。

そこで農研機構(国の農業研究機関)が2024年に発表したのが「ニライむらさき」です。基腐病への強さは「強」と評価され、紫色の濃さはしっかり。ペーストやタルトなどの加工にも、焼き芋にも向き、蒸した芋の糖度はちゅら恋紅より高いとされています。2025年から栽培が始まり、2027年に50ヘクタールまで広げることが目標です。今年7月には、育て方をまとめた手順書も公開されました。

お芋好きにとってどう関係するか

病気に強い品種が広がれば、紫いものお菓子や焼き芋を、これからも安心して楽しめるようになります。旅行やお取り寄せで沖縄の紫いもを選ぶことも、産地を応援するひとつの方法です。

「ニライむらさき」という名前を見かけたら、ぜひ味わってみてください。食べた感想は、イモラバの芋活で共有してくださいね。

農家のひとこと

沖縄は独特な生産体型をしている産地です!

沖縄にしかいないさつまいもの害虫がいて、その害虫に効く農薬がないことから、生芋の本州への持ち込みを厳しく制限されてます!

ですがそのなかで、紅芋の生産を行い、加工文化が発展していった。

とても面白いです!

是非一度視察など行ってみたいですね!

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