何があったか

農林水産省が公表した2026年1〜8月の農林水産物・食品の輸出実績で、「かんしょ・かんしょ加工品」(さつまいもと、その加工品)の輸出額は約32億1,100万円となりました。前年の同じ時期と比べて36.5%の増加で、おおよそ1.4倍のペースです。

8月だけを見ても約4億9,600万円で、前年同月より41.3%増えています。農林水産物・食品全体の輸出額(1〜8月で約1兆1,786億円、11.4%増。日本食糧新聞の記事でも全体の好調ぶりが報じられています)と比べても、さつまいもの伸びの大きさが目立ちます。

背景・なぜ大事か

さつまいもの輸出は昨年も好調で、2025年1年間の輸出額は約44億6,500万円(前年比24.0%増)でした。今年はそれを上回るペースで推移していることになります。

さつまいもは、きちんと貯蔵すれば長く品質を保てる作物です。焼き芋のようにシンプルな食べ方でおいしさが伝わりやすいことも、海外で受け入れられやすい理由のひとつと考えられます。輸出が伸びれば、産地にとっては国内だけに頼らない新しい売り先ができることになり、作り手の励みにもなります。

なお、今回の数字は「加工品」も含んだ金額です。生のお芋がどれだけ海を渡ったのか、どの国・地域で人気なのかは、この資料だけではわかりません。

お芋好きにとってどう関係するか

日本のお芋が海外でも評価されているのは、うれしいニュースです。一方で、国内の生産量には限りがあるため、輸出が増え続けると、国内の店頭での量や値段に影響が出る可能性もゼロではありません。

これから本格的な焼き芋シーズンです。身近な直売所やお芋屋さんで買えるお芋を、いつも以上に味わって楽しみたいですね。食べたお芋は、ぜひイモラバで芋活として記録してください。

農家のひとこと

輸出が伸びるのは一見いいようなことかもしれないが、国内の生産量は少しずつ減ってきている。それを考えると国内での需要もしっかりと満たせるように生産をしないといけないし、国内の消費をより盛り上げていく必要があると思う!

海外へこのまま輸出画増えれば、国内の流通量が減りさつまいもの国内価格が多くなる可能性もあると思う。

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